ついに産んだ!自家孵化から7ヶ月——初卵に家族全員が感動した話

自家孵化で生まれた鶏が産んだ初卵を手に持った様子

2026年5月のある朝、鶏小屋の巣箱をのぞいたら、卵が入っていた。

ちいさくて、つるりとして、きれいなオレンジ色の卵。思わず声が出た。

巣箱の落ち葉の上に座る黒い鶏

産んだ直後、まだ巣箱に収まっていた。誇らしげにも見えた。

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孵化器で温め始めてから7ヶ月

昨年の11月初め、孵化器に卵をセットしたのが始まりだった。

21日間、温度と湿度を管理して孵化に成功。そこから寒い冬を保温しながら育て、 春を迎え、小屋に引っ越しさせ——気づけば7ヶ月が経っていた。

📅 初卵までの道のり
  • 2025年11月初め:孵化器で温め始め
  • 2025年11月下旬:孵化(生後0日)
  • 2025年冬〜2026年春:育雛・鶏小屋への引っ越し
  • 2026年5月初め:初産卵 🎉

孵化から初卵まで約半年。鶏の初産は品種や個体によって5〜7ヶ月かかるといわれているが、 うちの子はほぼ教科書どおりのタイミングで産んでくれた。

卵は小ぶり、でもとにかく美しかった

落ち葉を敷き詰めた巣箱の中に置かれた初卵

落ち葉を敷いた巣箱に、ぽつんとひとつ。

初産の卵は小さいとよく言われる。うちの子も例外ではなく、 体が小ぶりなこともあって市販のMサイズよりひとまわり小さかった。

でも、見た目はとにかくきれいだった。透き通るようなオレンジ色、 傷ひとつないつるつるの表面。スーパーで毎日手に取る卵と同じものなのに、 なぜかまったく違うものに見えた。

自家孵化で生まれた鶏が産んだ初卵を手に持った様子

手に載せてみるとこの大きさ。それでも最高に愛おしかった。

出費はすごかった。それでもやって良かった

孵化器、保温器具、ひよこフード、小屋のDIY資材……。 正直に言うと、初卵1個あたりのコストを計算したら数万円をゆうに超える。 「元を取る」という発想では到底割に合わない。

それでも後悔はまったくない。お金には換えられない何かがあった。

これは子どもの教育でもある

卵から孵して、ひよこが育ち、大人になって卵を産む。 子どもたちはその一部始終を隣で見ていた。

「食べ物がどこから来るか」を頭ではなく体で感じる経験は、 本やテレビでは絶対に代替できないと思っている。

感動がすごかった、と書いたけれど、 いちばん目を輝かせていたのは子どもたちだったかもしれない。

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